言葉が世界を作る、未来を作る
 

ブームでもあり、色々な会社が「AIを使った○○」をキャッチフレーズに、新製品を 売り出している。
一方、Deep Leaningを利用した画像認識や音声認識は1〜2年前はAIの成果とされてきたが、この画像認識や音声認識を利用した機器がAIを前面に出さず、「AI活用」と いうキャッチフレーズを出すこともない。
かつてのブームの時、ある人が「”これこそが人工知能の成果”と一時、もてはやされてもじきに、”コンピュータプログラムの一つの動作”とみなされるようになる。」と も称していた。

私自身も、AIとは蜃気楼のようなものかとも考えている。 遠くにあるとはいえ、到達できそうだけれど、決して、到達できない。なぜならば、 到達した瞬間、それは、ただの「コンピュータプログラム」と化すから。 それでも、AIについて人と話す時、なんらかの定義がいる。 そこで自分なりに考えてみた。(下図参照)
– アルゴリズム作成機能 (フローチャート作成機能等)を内蔵し、かつ、そのアルゴ リズムに従ってプログラムを作り出すことができるコンピュータ
– 内蔵するアルゴリズム作成機能が、ビッグデータを元にしてプログラムを改版する能力を持つコンピュータ

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実際、今、注目されている自動走行車にしても、自動車は、自動走行プログラムの大半を上位のサーバから適宜、ダウンロードされている。
上位のサーバは、各車から走行データをアップロードしてもらい、その走行データを 基にして、自動走行のプログラムを改版し、そのプログラムを自動車にダウンロード している。
すなわち、下図のようになっている。

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自動車は、自動走行はしているけれど、本格的なAIは搭載していない。 これは、AIは巨大な資源 (CPU/GPU, メモリー、電力、空間)を必要としており、自動車に乗せることは経済的にも物理的にも不可能であることが起因する。今は、まだ データ集めの段階であり、データを一つの自動車に置くことは非合理的であるという ことにも、起因するのであろう。

このように考えると (私の定義からすると)、AIとはアルゴリズムマシンとした方が、より正確と考えられる。 むろん、時には、アルゴリズムマシンと計算実行マシン (コンピュータ)が合体した 機械もあるであろうが。

このような場合は、それをAIと呼ぶことは間違ってはいない。 しかし、大半の機械は、実は、AIからプログラムをダウンロードされた機械、すなわ ち、AIクライアント、もしくはAIエージェントである。

 

追伸

鉄腕アトムやC3POは、AIを搭載していると言っても、間違ってはいないだろう。しかし、その AIの消費電力や発散する熱は、莫大なはず。
動かしても数分で金属も溶けるのではないだろうか、今の人類の技術水準からしたら。
そう考えると、いわゆるAIが身近になるのは、まだまだ先になりそうである。

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