予想以上に、この本は面白かったです。

物事をデータで見ると、他国との比較もできるし、過去との比較もできます。そして、今後、どうなるのかも予想できます。
中国に関しては、データがどこまで信用できるのかという議論もありますが、それでも、ある程度は想像できます。

そして、興味深いのは、農村戸籍と都市戸籍の存在。
この著者は何もコメントをしていなかったが、中国は、その時々での発展途上国の顔と工業国の顔を使い分けているが、それは農村戸籍を持つ9億人 (農村部に6億人、都市流入者が3億人)を振り回す時である。
工業国・一大消費地としての4億人と発展途上国としての9億人。どちらも、膨大な人口であり、どちらを見るかで中国のイメージは変わる。

この中国のご都合主義を、欧米と日本は、特に日本はどう処理するか。悩ましいところである。