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株式会社 ICTラボラトリー
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「アメリカの凋落」というフレーズを聞く事が最近、多くなってきた。でも、そのたびに、私には、以下グラフが私の頭をよぎる、一種の焦燥感と共に。
名目GDP(USドル)の推移 - 世界経済のネタ帳

この図からわかる事は、「アメリカのGDPは順調に伸びている。」、「中国はそれ以上に伸びている」、そして、「日本は、1995年以降、5兆ドル近辺、500兆円近辺をうろうろしている」ということである。
世界経済は10年で2倍になる (2013/2/7投稿)」でも報告したように、世界経済は21兆ドル (1990年)から70兆ドル(2010年) と10年で2倍弱のペースで拡大している。20年経ってもGDPが同程度ということは、時代に同期していないのである。
つまり、凋落しているのはアメリカではない、日本である。

ただ、そのアメリカにしても、90年のGDP世界シェアは27%あったのだが、2010年のGDP世界シェアは22%と後退していることも事実である。これをもって、世間は「アメリカの凋落」と言っているのかもしれない。

だからこそ、私はこんなシナリオも「有り」かと考えている。それは・・・

アメリカが世界覇権を維持するため、パートナー (補完勢力) を入れ替える、頼りない日本から成長著しい中国へ。停滞する日本と組んでいては、自分達のペースまで乱されるとアメリカが見切ったら、こんな事態もありうる。それこそ、日付変更線の東はアメリカ、西は中国と、両者で太平洋を分割。

中国がアメリカの補完勢力になることはありえないから、上記のシナリオが起きる可能性は少ないと思われるが。
ただ、中国がアメリカを押出すというシナリオはありうる。50年というタイムレンジで考えたら、だいぶ確率も上がってくるような気がする。

それにしても「日本の凋落・停滞・後退」を危惧することなく、「アメリカの凋落の影響」を議論するなど、とてつもなくノンキな議論のように思われる。

世界経済は10年で2倍になるという事と上記グラフがつきつけている意味を私達はじっくりと味わうべきと思われる。

安倍総理は「Japan is Back」をキーワードにがんばっているが、本当にそうなってほしい。

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